AZNEYLAND 入院日記

特発性拡張型心筋症という国の特定疾患(難病)にかかるまで・・・
ところで特発性拡張型心筋症って何?
そして国の特定疾患って何?
【異変に気づいて入院まで】
【8月19日】
最初の異変は8月19日・・・
あの老人劇団で大盛り上がりだった日の帰り道のことです。

車で帰宅途中、Pから尼崎市交通局武庫営業所から上武庫橋を渡り、すぐ右折、阪神競馬場の西側を走行中、急に咳がひどくなりました。
運転もままならないのでハザードをつけて停車、外に出て咳と深呼吸を繰り返していたのです。

しばらくして寝ようとしたら、やたら汗がでるのです。
でぶは元々汗かきだから・・・にしてはびちゃびちゃです。

まあ、いいわと思って横になったら息が出来ない・・・おかしい。
寝られないから「座ったら寝れるかな?」とリビングの椅子に座って寝る・・・・
そう授業中に居眠りしているみたいなポーズですね。
なんとか就寝・・・・でも夜中に家内が起きてきて「何やってるの?」
事情を言うと「医者に行ったほうが良いんじゃない?」・
【8月20日】
この日は休みだったのですが、この夏、家内は仕事のためいけなかったので墓参りに姫路まで行きました。
とりたてて変わったことはなし・・・ドライブも快適
夜も変わったことはなし・・・
その夜は日記本編にも書きましたが、プロバイダーの工事によりサーバーが止まるので、徹夜でミラーサイトを探してはアップロードしていました。
【8月22日】
朝、ソリオにある「桃原内科」という我が家がいつも行く(しかし私は実は世話になったことがなかった)の医者に行きました。
症状を言うと「え?ちょっと心電図取ろう」とそして仰向けになるとき「息苦しい」
すると医者は「ますます変だ・・」と言われ、少し毛布を入れて半分起こす形で心電図を見ました。
医者は「おかしな動きしている・・・すぐ紹介状を書くので市立病院に行きなさい、あそこならカラーの超音波があるので詳しい血液の流れがわかるから・・・」

心臓?

思ってもみなかった発言に市立病院に行く途中何度も「何で心臓や?心臓の毛がからまっちゃったか・・・」

そして循環器科に行くと診察・・・・「心電図取りますね」
そして心電図室で検査をしていると「ふ〜ん・・・弱ってますね」

弱っている?

「それはどういう意味ですか?」
「疲れがたまっているんじゃないでしょうか?」
は〜、確かにフェスはきつかったもんな。

そして血液やらレントゲンやら尿やらいろいろとって再度診察室へ・・・

すると「う〜ん、今すぐ入院されたほうが・・・・

「は?」

「ちょっと気になりますねえ・・・考えられるのは『狭心症』」か『弁の働きが悪い』か・・・もしかすると『拡張型心筋症』かも」
「しかしすぐ入院しないといけませんか?ちょっと仕事のこともあるし・・・」
「そうですねえ・・・・今すぐ入院するのは検査ですので、じゃあちょっと様子を見ますか・・・」

ということで2週間分の薬をもらって経過観察をすることになりました。
【9月3日】

合同授業・・・2時間しゃべらないといけない・・・ちょっと不安。
そしておにおにも私の異変に気がついていました。

「えらく汗かいてませんか?」

「夏ばてやなあ・・・座ってやっても良いかな?」
「ええんちゃいます」
ちょうど東京からキムさんも帰ってきたので「横に座ってくれる?」
今から考えたら誰かそばにいてほしかったかも・・・

講義が始まって1時間くらいたったとき・・・咳き込み始めました。
「まずい!」

それでも何とか踏ん張ってようやく予定終了・・・
家でシャワーを浴びている時・・・「なんでこんなに汗が出るのかなあ・・・」
【9月5日】

今日は病院に行く日・・・
ところが朝、また咳がひどくなりました。
病院に行って診察・・・・「やっぱり入院ですね」

「しょうがないね・・・・でも休んだほうがあとあと楽か」

一度家に帰って入院の準備・・・家内はとっても冷静に「じゃ準備しようか」
「おちついてるやんか」
「だってそのままで仕事されるより一度ゆっくり入院したほうが安心するわ」

そうやね「ちょっとお休みもらいましょう!めったにない経験やしね」

そして入院の手引きを見ながら「歯ブラシ・・・タオル・・・着替え・・・パジャマ・・・・」

「なあ、おやつは500円までとかいてあるで!」(爆笑)

「あ〜あ、阪神が優勝や言う時に入院か・・・ベッドで胴上げかあ」
「そのほうがおとなしくてええやん・・・優勝したらどうせ朝まで帰ってこないでしょ!」

しかし実はこの日までパンダには私が調子悪いことは全く言っていませんでした。
そっちが心配でした・・・・

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